❖ FX取引において、相場の傾きは非常に重要な要素です。
現在の相場が、右肩上がりに上昇しているのか?
あるいは、右肩下がりに下降しているのか?
それとも、横ばいを続けているレンジ相場なのか?
私は第一番に、この事を確認する事からトレードを開始します。
〇 相場が上昇中に売りポジションを取る事は禁物です。
少しくらい下がったからとポジションをとると逆手を取られます。
下がるのを待って、止まったら買いポジションを取る、が正解です。
〇 相場が下降中に買いポジションを取る事も禁物です。
上昇中とは逆の理由です。
同時に、1分足チャートでは、上昇に見えても、
5分足や15分チャートでは下降している場合もありますから、必ず確認します。
トレードに失敗して、あるいは調子に乗りすぎて、
チェックしなければならない事を省略すると、いずれ痛い目に合う事になります。
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次に相場が横ばいである場合には、できるだけトレードを避けて、
どちらに抜けるのかを指標で確認し、予測しながら待つのが良いでしょう。
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❖ FXトレードは、時間との勝負と言った一面が非常に強いものです。
短気を起こして手仕舞いすると、直後の大きなトレンドで利益を逃がしてしまいます、
のんきに構えていると、一度利益になったものが大きな損金をかかえてしまう、
他人から見れば、面白くおかしいかも知れませんが、当人にとっては・・・
とにかく、簡単でもあり、難しくもありで手ごわい相手です。
指標を選ぶ場合も、この相場変動の傾きを直感的に見る事のできる指標を選びます。
私の指標の設計と制作のなかにも、傾きを見るための要素を盛り込んでいます、
特に時間軸を切り替えなくても、
複数の時間軸の時間的な変化の要素を加えるように心がけているのです。
相場変動の傾きは、小さな時間で区切った、ハイローバンドで、
くっきりと見ることができます。
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投稿者:濵田政徳