❖ 貴方は架空と現実の区別がついているのであろうか?・・考えた事は?
多くの日本人も人生の中で気が付いていない人々が多くいた
その理由は、架空の世界も現実の世界も人間が作り出したものだからである
昔の侍たちは架空の精神の世界に生き、農民は現実の世界で生きていたが
それが融合して、丁度よい社会を形作っていたので、バランスがとれていたが
いつしか、そのバランスが崩壊して幸福と不幸の区別がつかなくなってしまったようだ。
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人間にとって幸福とは何か?・・不幸とは何か?・・の議論とも繋がっている問題である
人間にとって、お金は人間が作った架空のものであり
人間にとって、食べ物は命を支える現実のものである・・と考えると良いだろう
それは人間の集団、民族や国家と言う大きな集団になるほど大きな問題点となる
集団が大きくなるほど、沢山のお金が必要であり・・・
集団が大きくなるほど、沢山の食糧が必要になるので・・・当然と言えば当然
そして人間たちは、それを求めて殺し合いを始め戦争をやってきたのが
人間社会の歴史である
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日本国は、義理と人情の世界
義理が廃ればこの世は闇だ!・・・と歌われてきた世界がある
人間の中には、お金さえ沢山あれば、何でも買える、何でもできる・・信者が多い
人間は何かを食べ続けなければ生きていけないし
どのような人間でも寿命があって、この世から消える運命にある・・のにである
人間社会では、色々の人間が生きていて、色々の考え方がある
長く生きる人、短くで死んで行く人、殺される人、殺す人、騙す人、騙される人
そこには、人間は何が幸福で、何が不幸かと言う問題も含まれている
そしてそれは、人間として生き延びていくには必ず考えなければならない問題でもある
自分と言う人間は、どんな人間なのか?
自分の周りの人々は、どんな人間たちなのか?
人間はたった一人だけでは生きてはいけない・・・
大昔なら、そんな人間もいたのかも知れないが、現代社会では無理なようである
自分が生きるには、他人の世話になり、他人が作ったもののお世話になり
自分もまた、他人をお世話し、何かを作って他人の役に立ち、他人を支える
だからこそ、人間は人間同士で支えあって生きる・・と言う理念が成り立つのだろう
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人間が生きる事の原理は単純明快であるのに・・何故複雑になったのか?
複雑に考えるようになったのか?
それが、現代に生きる人間たちの
考えなければならない、追求しなければならない最大の課題だと私は考えるのである
・・・この項続く・・休憩