❖ 昔、田んぼだったところを畑にして野菜を栽培する・・・
それが、現在の私の畑の歴史です、
私が畑を借りたのは7年ほど前の事です、
仕事上で友達になった彼のお世話で、約50坪ほどの昔は田んぼだった山の畑でした、
畑とは言っても、私の前に借りていた借主も苦労したらしい痕跡が、
至る所に残っていましたし、雨が降った後の数日は水浸しになる畑だったので、
前の借主さんも満足な野菜は栽培できなかっただろうと推測したものでした。
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❖ 私が借りてすぐに取り掛かったのが、土壌の改良でした、
籾殻を今までにつぎ込んだ量は、
私の軽自動車のバンに積みきれないだけの量を数回運び込んできましたし、
耕すたび米ぬかを20袋、牛糞が20袋、土に混ぜ込んできました、
毎年、毎年、野菜を育てながら土壌の改良を試み、文字通り悪戦苦闘の日々だったのです、
その途上で、頸椎手術をして休み、しばらくしてからは腰椎の痛みに悩み、
脳梗塞でぶっ倒れて数か月を休み、続いて腰椎手術をして休みの闘病生活でしたが、
それでも、元気な時間を見つけて畑に通う事はやめませんでした。
松葉杖を使いながらも畑に通って、野菜を作り続けてきましたが、
思い切り鍬を打ち下ろす事も出来ないので、昨年は思い切って耕運機を購入しました、
水撒きのためのエンジンポンプも購入して、力仕事を極力避けながら、
健康だったころの自分に戻るためのリハビリだと言い聞かせながら、
頑張ってきた自分を、時々振かえって褒めてやる事もありました。
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❖ 今年、2023年からは、晴れて自分の思う通りの野菜造りが出来そうで、
種まきからスタートしました。
大玉トマト、ミニトマト、ジャンボピーマン、スイカ、カボチャ、メロン、キュウリ、
ほうれん草、べんり菜、九条ネギ、コカブ、エダマメ、などの苗を育てます。
土壌改良では、田んぼだった名残の赤土粘土層までの耕運が順次できましたし、
全体的な水の流れる溝を整備して、排水の良い畑にもできました、
欲張って、欲張って!
普通の畑の2倍、3倍の野菜を収穫して楽しむ準備を進めています、
これまでに試してきた、色々の栽培法を駆使しての野菜造りです、
畑の境界の塀も利用しますし、空中栽培はもちろんの事です。
二毛作、三毛作、2連作、3連作、怖いものなしの夢は膨らむばかりなのです。
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❖ そうは言っても、畑をやったことのない人にはわからない苦労もあります、
雑草との闘い、小鳥やカラスの防護、害虫の数々、病気の数々、
ここでは、鹿の被害も、イノシシの被害も出ている地域なので気が抜けません、
無農薬で野菜を育てる事の難しさを私は知って居ます。
それでも、
人生は挑戦するためにあるのだと最近は思うようになりました、
何事も、自分と家族の体の安全と生活を守るために時間をかけて、
毎日を過ごしていれば、
捨てる神あれば、拾う神あり、災いを転じて幸いとなす神ありです、
畑に往復する私を見かけたら、
是非、声を掛けてください、野菜の一つでもおすそ分けしましょう。
日本と言う国はもう、無くなるかも知れないけれど・・・
私は最後まで、神の国の住人として、
日本人の魂を持った一人の人間として、
最後まで頑張る所存です。
それでは、貴方も幸せな毎日をお過ごしください。
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