❖ チャートを見ていると振幅がある事が分かります。
振幅とは、振れる幅・・言葉そのものの上下する山の事です。
良く見ると、小さな山、中くらいの山、大きな山・・・
そして、もっと注意深く見れば、
その山の連続が、横ばいのままだったり、
右肩上がりに進んでいる場合だったり、逆に右肩が下がっている場合だったり、
チャートを良く観察する力があるかどうかが結果を大きく変えるでしょう、
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❖ 相場の振幅には、始まりと終わりがあります、
山の始まりの点を基準に水平線を引いて、
山のラインが、水平線に戻ってこなければ、右肩上がり相場、
山のラインが、水平線の近くで止まれば、レンジ横ばい相場、
山のラインが、水平線を通り過ぎて止まれば、右肩下がり相場、
以上が相場を3種類に分類する定義とされます。
それは同時に、
売買ポジションを取る作業と、
売買ポジションを手仕舞いする(決済する)基準の考え方です。
簡単で、当たり前の事なのですが説明すると以上のようになります。
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❖ FX売買は、その振幅を上手に捉えて、利益にする、
どの点でポジションを取り、どの点で決済するのか?
たったそれだけの判断をして、クリックするだけです。
それなのに・・・
人間には先入観と言うややこしいものがあって、
教えてくれた先生の、理論の単語の数々が頭の中に渦巻いていて、
なかなか利益を挙げることができない人であふれているようです。
時には、
小さな子供にマウスを握らせてみてはどうでしょうか?
貴方より利益を挙げるかも知れません、
それは、虫を捕まえたり、メダカを捕まえると同じだからでしょう。
私が、FXは魚の群れを取り囲んで捕まえる・・・記事をどこかに書いています、
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そうは言っても、最近は特に難しくなってきました、
政府の介入、巨大金融グループの介入、人工知能ロボットの介入・・・
誰かの思惑や作戦で大きく変動する相場に様変わりして、
自然の流れなど、どこにも見る事は出来なくなってきたようです。
世間ではそれを、乱高下する相場・・と表現していますね。
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❖ 相場変動を観察する、それは振幅を観察するでなければなりません、
小さな振幅を目標にするのか、
中程度の振幅を目標にするのか、
大きな振幅を目標にするのか、の違いです。
そして、振幅と言うからには、必ず折り返し地点があります。
交流理論で言うところの、正弦波とパルス波が入り混じります。
FX取引を実行するにあたって、
目標を決めずに、ごちゃまぜにしている頭のままでは、
混乱を招くだけで、決して良い結果は生まれてこないようです、
【メンタルが壊れている】状態などと人は言います、
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❖ FXで使用される指標のほとんどは、移動平均線を使用しています、
名前は違っても、
MACDも、ストキャスも、RSIや、RVIや、殆どが移動平均の再計算によって、
作られる指標で溢れ返っているのです。
それは、相場を分析する専門家だとか、指標を設計する技術屋さんの頭が、
大昔のままで、発想そのものが全員同じように私には見えます。
かく言う私は、昔からですが、
ローソクの中心線、振幅の中心線、相場変動の中心線に注目するよりも、
ローソクの高値と安値、振幅の頂点と頂点、相場変動の頂点を、
重視し、注目し、観測し、計算したほうがより正確な取引を進める事ができる、
より大きな利益を取るための売買ができると考えてきました。
そして、その考えを、
これまでの指標プログラム作成に、自動売買プログラム作成に傾注してきました。
しかし、誰にも限界があるものでしょう、
私も、MetaTrader4 プログラムに関して、数冊の専門書を読んだだけで、
基礎から勉強したものではないし、
アイデアは数多くあっても、プログラムが書けない、
悔しい思いを抱きながら今日まで、FXの世界で生きてきたような気がしています。
しかし恐れるものはありません、
それなりの実績があったからこそ、
今まで生き残ったのだと手前みそながら考えているのです。
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これからは、【ハマトレ】の世界を、
大きく展開するための考察を練り続けるつもりです。
今日、明日と、【ハマトレ】の検証と記録を取り続けるための、
エクセル計算表を作成しています。
それでは、次回の記事もご覧ください。
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投稿者:濵田政徳
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