❖ 3月21日05時30分を過ぎました。
USDJPYは、130.540 辺りまで下落し、その後131.400 まで持ち直し、
その後もレンジ相場が続いています、
大きな動きになりそうな気配もなく、指標の見直しをしています。
私のM1チャートに常駐する指標の中で、最も鈍感な指標がMACDです。
MACD指標と言えば、皆さんはサブチャートに表示されるMACDを考えるでしょうが、
私のMACDは、チャートの右上に並ぶ7つの矢印シグナルMACDです。
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❖ 一つの指標プログラムで7つのシグナルしか表示できないので、
MACD-UPD と MACD-MWD の2つのプログラムで、9つのチャートをカバーしています。
9つのチャートにMACDシグナル指標をセットしていますが、
当初に述べたように感度が悪いのが欠点です、
相場変動の折り返し地点での感度が悪いのですが、相場変動の中盤では重宝します。
今回は、MACDの好感度化に取り組むことにしました、
私のトレードは、これまでにも述べてきたように、1分足チャートがメインで、
その他のチャートは、判断の補助的な役目をしているだけです。
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❖ 裁量取引の場合でも、自動売買の場合でも、トレードの問題点は、
相場変動の振幅の折り返し地点にあります、
ここで判断を間違えると、大きな損金を計上するか、損金を抱えることになります、
自動売買プログラムの場合でも、
大小の振幅が複雑に組み合わさって変動する相場に、どのように追随しながら、
利益を挙げ続けるのかが課題ですし、変動パターンの読み込みが甘いと、
利益トレードが続いた場合は良いのですが、
損失トレードが連続するとプログラムの変更が必要なので、
一般の人には手に負えない問題となるでしょう。
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❖ MACDの感度を挙げる方法を模索しました、
一般的なMACDは、fast-12、 slow-26 、 signal-7、のようにパラメータを設定します。
これらの数値をいくら変更しても、感度を挙げる事にはならないので、
MACD関数そのものの計算方法を変更するか、計算要素を変更する必要がありそうです、
これまでには、MACDのプログラムを考えたのは、
ライン表示MACDを、矢印表示に変更した時以来の事です、
そこで、いくつかのアイデアをMACDプログラムに組み込んでみました、
ようやく決定したものを、MACD-UPDs と名前を付けてセットしました、
これまでの配列は、M1, M5, M15, M30, H1, H4, D1 ですが、
今回は、TC, M1, M5, M15, M30, H1, H4, の配列です、
最初のTCは、ティックチャートをMACDで計測するものを追加した事になります。
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❖ さて結果はどうでしょうか? チャートにセットして3時間が経過しました、
USDJPY、EURUSD, EURJPY, 3通貨の1分足チャートにセットして、
経過は順調に表示しているようです、
今後はこの新しい指標の機能を、どれだけトレードに生かせるかが課題ですから、
次の機会にでもレポートしたいと思います。
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