❖ 家庭菜園についての情報がYOUTUBEでも溢れるようになりました。
自分の体を自分で守る、健康な食生活と言う考えが広まってきているのでしょう、
健康を保つ上で野菜は重要な役目を持っている事はみんな知って居る事です。
実際に自分で好みの野菜を育ててみると、色々の問題に出会います、
土壌は? 日当りは? 肥料は? 栽培時期は? 害虫は? 病気は? 水は?
要するに人間の赤ちゃんが育って大きくなる過程での問題が、そのままあるんです。
人間も野菜もほとんど同じように、生き物のサイクルの中で生きている事を、
実感しながら、家庭菜園に取り組むことになるのですね。
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❖ 私の菜園も、昔、段々畑の田んぼだった50坪ほどの土地を借りて始めたので、
これまでの10年・・7年かな? 苦労の連続でした。
そして、ようやく自分の考えるような野菜が栽培できるようになったのは最近の事です、
ずいぶんと無駄な時間や無駄な努力をしたような気もしますが、
物事に取り組むと言うのは、こういう事なのだろうと、現在も研究中です。
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野菜栽培に関する色々の知識を得て、そして実行して、最後まで課題として残っているのは、
やはり、野菜の肥料の問題です。
種を撒いて発芽して、収穫まですくすくと育って人にも自慢できるような野菜ができるまで、
水の問題や日照時間の問題、土壌全般の問題に加えて、野菜個別の問題点を解決するには、
まだまだ、時間が必要な予感がしますが、ネットからも栽培に関する情報を得て、
土壌やその他の基本的な問題点を改善してからは、
野菜の肥料について重点的に研究しています。
野菜を育てるための3大栄養素は、窒素、リン酸、カリ、ですが、
その他の微量要素についても多くの情報に触れることがあります、
鉄分、銅、マンガン、マグネシウム、亜鉛、カルシウム、モリブデン、etc///etc
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❖ まずは、一般的にぼかし肥料と呼ばれている、
野菜の生育に直接大きな影響を与えない肥料の事を研究する方が良いでしょう。
何故なら、肥料のほとんどは、野菜が栄養素として吸収する過程で、
色々の問題点を含んでいるからです。
肥料を撒いてから、水に溶けて、土に馴染んで、腐敗したり発酵する時間や行程、
肥料の効果が現れるまでの時間、効果が消滅するまでの時間、
野菜の種類によって、肥料の種類によって、何が違うのかまで研究すると・・・
それはもう、
農学博士の資格を得るくらいの知識を詰め込まなければならない事になります。
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❖ 肥料をミックスして、合計の効果を期待するぼかし肥料、
まずは、多種の肥料を混合するためのパレットを用意しました。
600×1200×200 の大きさのパレットです、ホームセンターで各種販売していますね。
何度かのぼかし肥料を製作して、実際に野菜に与えながら現在では、
天然石灰1、燻炭1,籾殻3、米ぬか3、菜種油粕3,発酵鶏糞3,を混合して
納豆菌培養液10倍から20倍の希釈液を振りまいて、適当な水分を含ませて、
1週間から1か月、十分に発酵分解が進んだものを使用するに至りました。
これで、窒素、リン酸、カリの3大要素と、ある程度の微量ミネラル成分を含みます。
残りの栄養素は、野菜そのものが光合成と共に体内で合成する事が出来るでしょう。
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❖ 野菜も人間と同じように生命維持のための微量要素は、
自分の体内で合成する機能を備えている事が分かっているのです。
そんな訳で、野菜の肥料について、それほど神経質になる必要も無いでしょう、
要するに、生のままの肥料を与える事が最大の問題だと私は考えています。
人間でも、生のものを直接胃袋に投げ込むと問題が発生するので、
良く噛んで、唾液と十分に混ぜてから飲み込むようにしないと長生きは出来ませんよね。
人間も野菜も、全く同じ理由で生まれ、育ち、成功し、失敗し、最後に死んでいく、
そしてまた、次の世代に引き継ぎ、あるいは別の種類に取って変わられるのです。
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❖ そのように考えると、自分の食べる野菜は本当の愛情を持って育てる必要がある
そういう事が理解できて実行できるようになれば、人間としても一人前と言えるのでしょう。
上で説明した合成肥料を、私は、
【濵田式バランス肥料】と名付けて、これからの菜園に活用していこうと考えています。
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この項おわり・・・
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